大切な寝具のお手入れ方法(ご自宅編)
新品のシルクサテン寝具はとてもしなやかで肌触りが良いです。これを維持する為にはお洗濯と仕上げの工程で手間をかける必要があります。本来は専門店での(白洋舎さん等)でのドライクリーニングが一番おすすめです。
ご家庭では以下の方法でシルク製品を長くお使い頂けます。ぜひ参考にしてください。
新品のシルクサテン寝具はとてもしなやかで肌触りが良いです。これを維持する為にはお洗濯と仕上げの工程で手間をかける必要があります。本来は専門店での(白洋舎さん等)でのドライクリーニングが一番おすすめです。
ご家庭では以下の方法でシルク製品を長くお使い頂けます。ぜひ参考にしてください。
小物であればベビーバスや、大き物であればお風呂にお湯を張ります。シルクはタンパク質ですので熱いお湯はタンパク質の変性を起こしかねません。ぬるま湯を使ってください。洗剤はエマールなどの絹製品を洗える洗剤を、規定量使います。
汗や皮脂汚れは10分程漬けると落ちやすくなります。それ以上漬けると中性洗剤でも生地にダメージを与えるのでお控えください。揉み洗いなど、強く洗うと絹製品は繊維を痛めます。汚れを払い落とすイメージで前後左右に振り洗いを2〜3回します。
泡が出なくなるまで5〜6回に分けてすすぎます。
絹は柔らかい繊維なので柔軟剤は不要と言われています。
シルクサテンは強く脱水すると生地が偏ったり、穴が開く場合もあります。雑巾を絞るように強く水を切るとシワがそのまま残ったり布にダメージを与えます。できれば乾燥したタオルを押し当てて水分を抜いてください。
洗濯機を使用する場合は1分以上回すと生地を痛めます。シルクは非常に水抜けが良いので少し水分を残しても十分乾燥します。
脱水を軽めにすると少し水分が垂れます。
自重でシワが伸びるので完全に脱水するより仕上がりが良くなります。
完全に乾いた状態でアイロンをするより少し濡れた状態で行うと仕上がりが綺麗になります。スチームを当てると水滴が布に垂れてその部分だけシミになることがあります。生地を裏面にして出来るだけ素早くアイロンがけを終わらせます。
必ず使ってください。裏返しにしてネットにいれます。色ものは分けます。
中性洗剤、またはシルク用洗剤を使います。柔軟剤や塩素系漂白剤は使わないようにします。
洗濯機を使うと、どうしても繊維に負荷がかかってしまうため、基本的には手洗いすることをおすすめします。
洗濯時間が短ければ短いほどよいです。脱水を行う場合は1分以内で終わらせてください。
広げたタオルにくるんで水気を吸い取ります。ねじったり、絞ったりすると生地が痛みます。
太陽光を当てると紫外線で黄変の原因になります。ドラム乾燥機は使用しないでください。
シルクはタンパク質繊維なので変質していまいます。
漂白剤を使うと生地の色が変色します。元には戻せないので使用しないようにしてください。
シルクはタンパク質繊維なので20度〜30度未満のお湯を使います。
水1Lに重曹大さじ3杯程度で30分程漬けると黄ばみが綺麗になります。漬けすぎには注意しましょう。
シルクの繊維は擦る動作で大きく痛みます。叩くように押し当てて汚れを押し出す様な感覚で洗浄します。
シミになる前に汚れは洗剤で落とすと良いです。しつこい汚れはクリーニングに出した方が綺麗になります。シルクをしっかり扱ってくれる白洋舎さんなどに相談しましょう。